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【学校で】遠い日の約束【エッチ】

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パラこと校長先生シリーズ(時系列順)
 その1:放課後パラダイス
  
 その2:放課後のエロ・トーク
  
 その3:隣の席の高村
  
 その4:エロエロ学園校長先生
  
 その5:遠い日の約束 ←【本作品】
 その6:意地っ張り

<>236:遠い日の約束(1/12)◆thb7ndp2U6:2009/07/01(水)00:23:37ID:SPuHytMw0<>
先日ここのスレで「小中学生時代のエッチな思い出」スレを知らないと書いたのですが、
どうやら昔、投稿していたようです。嘘を書いて申し訳ありませぬ…。orz
どこに書いていたのかすっかり忘れてて、キーワードでググったら辿り着きました。
今回は過去に書いたその辺の内容を絡めて行こうと思います。
2作品まとめてお楽しみください…。(先日のネタバレ発言の償いを込めて…。)

==========================================================================================
『約束だよ…。』

そのはっきりとした言葉で目が覚めた。
どこかで聞いた声、どこかで見た恥ずかしそうな表情、そして何かの約束…。
朝のぼんやりした頭にそのフレーズが何度も繰り返される。
俺は2浪してなんとか入った学校をギリギリの単位で卒業し、
その春から社会人としての第一歩を踏み出すことになっていた。
学生気分の終焉と共に新しい世界への旅立ちが近づき、
少し緊張気味で眠りについたその朝に、何か夢を見たようだ。

<>237:遠い日の約束(2/12)◆thb7ndp2U6:2009/07/01(水)00:24:15ID:SPuHytMw0<>
『一体何の約束だったかな?』

喉の奥に引っかかった魚の小骨のように、
昔の記憶が頭の奥底から出てきそうで出てこない。
そんな不快な気持を一旦押しとどめ、素早く身支度を整えて家を出た。
出社まではまだ数日間残されているが、
これからの生活で入用なものを揃えるため、町へ買出しに行くことにしたのだ。

まだ朝方は冷え込むことが多く、
身震いをして上着の前をしっかりと合わせてからボタンを止める。
慣れない町の、とある不動産屋でワンルーム・アパートを賃貸契約し、
入居して3日目の朝を迎えたところだった。
見慣れない近所の景色を新鮮な気持ちで見ながら駅の方へ歩いて行く。
駅周辺にある商業施設で、一通り必要な物が揃うはずだ。
目的の駅ビルに到着し、入居している店舗の情報を案内板で確認する。
そこに、馴染みの100円ショップのチェーン店を見つけた。

<>238:遠い日の約束(3/12)◆thb7ndp2U6:2009/07/01(水)00:24:37ID:SPuHytMw0<>
手始めに手帳代わりに使うA6サイズの小型ノートと、
それに見合うビニールカバーを探したのだが、
文房具コーナーにはそれらしき商品が見当たらない。
そこで商品を陳列している若い女性店員に聞くことにした。

パラ:「すみません。」
店員:「はい…。」

陳列中の商品を箱に戻すと素早く立ち上がり、俺の方に目を向ける。
少し茶色掛ったツヤツヤな髪をポニーテールにし、
前髪の前面は目にかかるギリギリくらいの場所で美しく整えられている。
前髪の両サイドは鎖骨の辺りまで長めに伸ばされ、残りの部分が後ろへ回されていた。
白っぽいセーターの上に、支給された緑色のエプロンを身につけている。
綺麗な二重瞼にキリッとした眉毛。第一印象はとても可愛いなぁという雰囲気だ。
しかし、それと同時に『あれ?』という奇妙な違和感も感じたのだった。

<>239:遠い日の約束(4/12)◆thb7ndp2U6:2009/07/01(水)00:24:59ID:SPuHytMw0<>
女性のほうも僅かに『ハッ』としたような表情を見せた後、
気を取り直したように「何をお探しですか?」とにこやかに尋ねて来る。

年齢は同じくらいだろうか?
とても晴れやかで清々しい笑顔に、目がクラクラする。
以前どこかで会ったような気もするのだが、
これほど可愛らしい女性なら覚えていそうなものだ。

結局違和感の正体がわからないまま、とりあえず必要な物の陳列場所を尋ね、
案内してもらった後に「ありがとう」と声を掛けた。

店員:「失礼いたします。」

丁寧にそう答えて頭を下げてから、元の作業場所へ戻ろうと体の向きを変えた後、
少し躊躇うようなそぶりを見せてその場に立ち止まり、
思い直したようにスタスタと去って行った。

<>240:遠い日の約束(5/12)◆thb7ndp2U6:2009/07/01(水)00:25:24ID:SPuHytMw0<>
その後ろ姿を目で追いながら、先ほど感じた違和感の原因が何かを考えてみたのだが、
その時は納得のいく答えが見つからなかった。

必要な手帳とカバーを入手し、次に食器類を探しに行く。
ふらふらと歩きながら食器コーナーの辺りを丹念に物色していると、
不意に背後から声を掛けられた。

女性:「あの…。」

振り返ると、先ほど対応してくれた女性店員が俺に話しかけてきたようだ。

店員:「あの…。失礼ですが、パラさんではありませんか?」
パラ:「えっ? そ、そうですが…。」
店員:「あっ、やっぱり! 校長先生だ!」

<>241:遠い日の約束(6/12)◆thb7ndp2U6:2009/07/01(水)00:25:49ID:SPuHytMw0<>
校長先生…。それは遥か昔、思春期真っ只中の学生時代、
クラスメートから呼ばれていた俺のあだ名だ。

パラ:「えっ? えっ? ………。」
店員:「あっ、酷い! 私の事、忘れちゃったの?」
パラ:「いやっ! も、もちろん覚えてるよ?」
店員:「ふふふ、その性格…。相変わらずだね。あんた私の事、すっかり忘れてるでしょ?」
パラ:「わ、忘れてなんかいないよ。ほら、あれだ…。え〜と…。」

ちょっと寂しいような、ちょっと恥ずかしいような微妙な顔で俺の事を眺めている。
俺はこんな可愛い子からいきなり声を掛けられたということと、
どうやら相手は俺の事を知っているという焦りから、
益々相手が誰なのかわからなくて焦り始めた。

パラ:「あ〜、え〜と、そう! 田中ちゃん! 田中ちゃんでしょ?」

<>242:遠い日の約束(7/12)◆thb7ndp2U6:2009/07/01(水)00:26:16ID:SPuHytMw0<>
店員:「ちっがうよ〜。第一、田中さんなんてクラスにいなかったじゃん!
 本当に忘れちゃったの? あれだけ毎日喧嘩していたのに…。」
パラ:「毎日喧嘩? う〜ん…。えっ? ま、まさか…。」

そこで、にっこりほほ笑む店員さん。

パラ:「ひょ、ひょっとして…。キミ、優菜ちゃん?」
店員:「ちょっとぉ〜、あんた、もしかしてふざけてるの?」
パラ:「いや、だって…。」
店員:「優菜ちゃんとはそんなに喧嘩してなかったでしょ?」
パラ:「いや、よく喧嘩してたぞ? 毎日だったかどうかは忘れたけど…。」

ふと寂しそうな表情になる。少し俯き気味で上目づかいに俺の顔を見る。

店員:「………。あんたもしかして本気で忘れちゃったの? 私の事…。」

<>243:遠い日の約束(8/12)◆thb7ndp2U6:2009/07/01(水)00:26:38ID:SPuHytMw0<>
そんな傷ついた顔をされると罪悪感が…。
毎日喧嘩…、毎日喧嘩…。そんな娘、いたかな?
そこですべてがフラッシュバックする。

パラ:「あっ、いや、わ、忘れるはずがない!」

思い出しながら信じられない気持になる。
だって彼女は当時、そんなに可愛く無かったじゃないか!
しかし、この切れ長の二重瞼、そしてバランスの取れた鼻、
このセクシーな口…。確かに当時の面影が残っている!

パラ:「お、お前、ひょっとして智子か?」
智子:「ちょっと酷いんじゃないの? あれだけ毎日喧嘩してたのに…。」
パラ:「ご、ごめん…。だけど信じられん…。」
智子:「何が?」
パラ:「だってお前…。滅茶苦茶可愛くなってるじゃん!」

<>244:遠い日の約束(9/12)◆thb7ndp2U6:2009/07/01(水)00:27:00ID:SPuHytMw0<>
智子:「そ、そうかな? えへへ…。」
パラ:「俺と本気で付き合ってください!」
智子:「ヤダっ!!!」
パラ:「ショボ〜ン…。」

そこで二人とも爆笑しながら昔を振り返る。

パラ:「何年ぶりかな?」
智子:「え〜と、今年24だから…。約10年ぶりだよ?」
パラ:「そ、そんなに…。」
智子:「あんたって相変わらずお調子者の性格みたいだね。」
パラ:「そんなことは無いぞ?」
智子:「でも、あんたみたいに久しぶりにあっても変わらない人って好きだな。」
パラ:「ほら〜、だから俺と付き合ってみなさい。」
智子:「い〜だ! あんた、あの時すっごく意地悪したでしょ? だから絶対イヤ!」

<>245:遠い日の約束(10/12)◆thb7ndp2U6:2009/07/01(水)00:27:23ID:SPuHytMw0<>
そうだった…。確かに俺は智子の弱みを握っていたので、
ちょっぴり意地悪をしていたと思う。その事をぼんやりと思い出し始めていた。
(の
 <>416(ID:XzABov3e)、お


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